「がんが治せる病気になりますように」
「がんを過去のものにする」
このような願いのもとで活動を始めた中島なおさんの「デリートC」という活動があります。
がんのイメージが変わって欲しい願いがある。
なおさんは31歳の時、乳がんが分かった。手術後に継続した治療をしていたが、2年半後に転移が発覚、“完治は難しい”と告げられた。
希望を感じられるものを、がんを患ってから見つけられない状況だった。
自分は医者でも研究者でもない。特別なことは何もない。何者でもなく、何も持っていなかった。
そのような状況で動き始め、その中で見つけた希望が先程の「デリートC」の活動である。仲間が集まり、昨年5月に発表をした。
企業などにがんを表すCANCERの頭文字“C”を消した商品を作ってもらい販売し、その売り上げの一部をがんの治療研究に寄付してもらうという試みだ。
しかし、その後4週間後に2年半使い続けてきた抗がん剤が効かなくなった知らせが届いた。
そのような体調の中で、今年初めてがんの研究者に寄付金を渡すイベントを開催し、デリートCの一歩を踏み出すことが出来た。応援する企業は20社を超えた盛り上がりだった。
今の医学でできる治療は、絶対がんが勝ってしまう日が100%来ることを知っているなおさんは、この意味ある一歩を今後は継続して行きたいと語る。
「がんが治せる病気になるその日まで続けていく」と。
なおさんの活動を通して、私もすばらしいプラズマ療法を中心にがん治療のサポートを広めて行きたいと強く思いました。