昨日、ホスピス在宅ケア研究会の勉強会に参加する機会を得て行ってきました。
今年、90になられる聖心会シスターの鈴木秀子さんのお話しを直にお聞きできる貴重な場でした。
まずは、代表の内藤いづみ医師がユーモアたっぷりでいて、看取りの経験から人生の含蓄あるお話しをされました。看取りと大切な人を失った家族との関りを24時間、365日行う在宅ケアという仕事の中で、自身をケアする自分への感謝を教えて頂きました。それは、寝る前に今日自分が出来たこと、どんな些細なことでもいいので3つ見つけます。そして自分の名を読んで「ありがとう」というものです。在宅ケアでは、悲しみあり笑いあり、様々な人生にふれあうことが出来ます。そのような場で、自分を大切にし、自身の才能をフルに使うことができることへの感謝です。「己を尊び人に及ぼす」です。
内藤先生からは、大好きで増やしているという自身のクリスマスローズの種を全員にプレゼントして頂きました。
そして、鈴木秀子シスターのお話しです。始終笑顔でお話しをされました。シスターは臨死体験もされていて、死をよく理解されています。現在は不確実で不安定な世情ですが、その中でも心を揺るがすことなく、平穏に過ごすコツ(下記の著書にも通じる内容)を丁寧に教えて下さいました。
その後、目を閉じて深呼吸しながら、自分への感謝、周りの人々への感謝・祈り、自然界などへの感謝・祈り等のワークを行いました。とてもすっきりとして、心身が洗われた感覚になりました。素敵なシスターの導きによるワークと共に、とても幸せな時間を頂くことが出来ました。
プラズマ療法でも、がんの方との別れもあります。きっとあの世で、私たちの活動を応援してくれていると信じながら、真面目に精一杯努力してサポートして行こうと思いました。
最期に、鈴木秀子シスターの「機嫌よくいれば、だいたいのことはうまくいく。」というご著書をご紹介します。内藤いづみ先生絶賛です。
- 小さなことを面白がれば人生は大成功
- 日々機嫌よく、心を整えるコツ
- 大切な人との別れ、悲しみを生きる力に変える
- いつかくる死、終わりがあるから一生懸命になれる
ぜひ、ご覧ください。