昨夜、田中喜代次筑波大学名誉教授の健康華齢大学の認知症の勉強会がありました。
メインはエビデンスとして、運動が認知症予防になると、はっきりとは言えないというものでした。
今まで、老齢医学を学び、介護運動予防指導員の資格も取り、エビデンスとして認知症予防には運動、特にダンスが一番良いと認識していたので疑問に思いました。
研究にはいろいろな思惑の上で作られるので、研究には思い込みというようなバイアスがどうしても影響を与えてしまいます。それでも、ダンスは70数パーセントも予防するとあります。
私も以前、社交ダンスをやっていた時期があったので、健康長寿にはダンスは不可欠だと思っています。また、時間の余裕が出来た時には、ワルツなどモダン系を楽しみたいと思っています。
ここで、競技スポーツにおいて、イメージトレーニングと肉体のトレーニングとの比較では、イメージトレーニングに軍配が上がっています。ですから、心が喜び、楽しいと思うことをして来た方であれば、運動をしなくても、脳への酸化ストレスの蓄積(アミロイドβやタウタンパクなどの蓄積など)が少なく、認知症になりにくいのでしょう。
であれば、運動が必ずしも有意にはならないのでしょう。
また、一卵性双生児の比較が一番の比較になるのですが、これにおいても運動が認知症予防になるという確かなエビデンスを得られなかったということです。
これは“量子のもつれ”で説明できるのではと思いました。つまり、陰陽相反するもの同士、または、関係するもの同士では、どんなに距離が離れていても、もつれてつながっていて影響を与えているとされる理論です。“百一匹目のサル”現象、“以心伝心”というようなものととらえていれば良いかと思います。(専門外なのでかなりズレているかもしれません)
一卵性双生児の一方の運動が、もう一人の神経や筋肉にもそれなりの刺激を与えていると思うのです。ですから、両者の違いが無いのでしょう。
しかし、肉体や心は頂き物。生かされていることに感謝して、だらけるのではなく、動かして人様のために何かしら行動する、そのことが大切だと思います。何のために命を使うのかと考えて頭を使い、体を動かすことの方が、その目的もないまま、ただ生きながらえるために、動こうとする、また、自分だけのために筋トレをするよりも健全であり(あくまで比較ですよ)、心や体とともに脳もキレイなまま、つまり、不純物が溜まって機能不全(認知症)にならずに生を全う出来ると思います。
日本人は確かに、超高齢化になり、認知症に患い不健康寿命を伸ばしています。
しかし、あえて認知症予防と考えずに、今を喜んで生きること。そのことに集中して笑顔で過ごして行きたいものです。
ただし、どうしても心配な方は、当サロンのプラズマ療法やエネルギー水をお試し下さい。