堤未果氏は9.11の体験から、裏でうごめく世界の仕組みを画策する動きに気づき、国際ジャーナリストとして各種メディアで幅広く発信をされています。
私は、9.11を見た瞬間に「パールバーバーだな」と気づき、その後もいろいろありますが、さらに今回のコロナ騒動も分かっていたので、堤未果氏の活躍を大いに応援している一人として参加して来ました。
今回は、やりたい放題にさまざま仕掛ける勢力にコントロールされている現政府から、いかに身を守るのかという具体例をお聞きしたいと思っていました。
その前に、仕掛ける方法である本題名の“ショックドクトリン”についてお伝えします。
これは2007年、ナオミ・クラインが紹介した造語で、テロや戦争、自然災害、パンデミック、金融危機、食糧不足、気候変動など、強いショックで国民がパニックで思考停止している隙に、通常なら炎上するような新自由主義政策(規制緩和、民営化、社会保障切り捨ての三本柱)を猛スピードでねじ込んで、国や国民の大事な資産を合法的に略奪し、国際金融資本家が大儲けするという手法です。いわば“火事場泥棒”です。
コロナ騒動では、世界中で恐怖を煽り、人々を分断し、効かないワ〇〇〇で儲けよう、人口〇減しようというカラクリです。
現在ではロシアを引きずり出して始まったウクライナ戦争においては、イラクの二の舞で、国際資本企業がウクライナの豊かな土地を奪い始めて草刈り場とし、さらに復興事業を手ぐすねを引いて待っています。
そして、国際金融資本家が次から次へと繰り出す強欲な手に気づいて行くには、違和感のアンテナを磨くことです。そのチェック内容は主に次になります。
メディアが横並びで一斉報道/コメンテーターの論調がみな一緒/ワイドショーやSNSが騒いでいる間に、国会で新しい法案または法改正が可決していた/前から反対や批判があった計画が一気に強行された/ショック期間に急に決まった新しい法律、政治事業で巨額の利益を得た人・企業がいた/反対意見や疑問が出ると「陰謀論」「差別主義」など、内容でなく「人」にレッテルが貼られる/反対意見や疑問を投げかける動画がYouTubeやSNSから削除されていた/恐怖や不安が先に煽られ「国民のため」という名目で言論統制・監視体制が導入された/「外国では」「国際社会では」と一方向に誘導する報道が増えた/ファクトチェックしているのが利害関係者/大多数が信じていたり、正しそうに見えても、なぜかモヤモヤする(重要です!)
さて、「今だけカネだけ自分だけ」の強欲資本主義者の仕掛けが益々大規模に、多面的に、そしてスピーディーになっています。
そこで今回の堤未果氏が提案している“ショックドクトリン対策”です。
まずは、筋トレのように、先程の違和感という直感を磨き続けることです。溢れる情報に翻弄されないように、時に情報オフの時間を取り、五感を再起動することです。そして、ショックドクトリンでは、誘導したい一つの選択肢を早く選んで欲しいので、あえて減速して、他の選択肢がないかゆっくりと考えることです。堤未果氏は京都人の視点でと言っていましたが、つまり、長い時間軸で物事を考えてみることです。そして、時間稼ぎをすることです。
ゼロかイチかという二者択一で考えないことです。分断すればするほどショックドクトリンはしかけやすいのです。大切なのは、正しさよりやさしさで選びましょう。孤立しないよう人と食事したり、会話したりして、よく考えてみて、モヤモヤするなら一抜けしてみる。
このような対策が有効であると話されていました。
私も東洋医学と同時に“人間は自然物である”という東洋哲学、自然思想を学ぶ中、益々違和感が続いて、気づけるようになって来ました。
ゆっくり呼吸をして、ゆっくり食事をとり、せかせか働かないで、皆と仲良く過ごし、自然を愛で楽しみ、心豊かに過ごして行きたいですね。