昨日、熱海の起雲閣音楽サロンにて、舩井幸雄記念新春講演会が行われました。
演者は車椅子トラベラー・HISユニバーサルツーリズムデスクスペシャルサポーターの三代達也さんと「行けるよ日本」運営者のグリスデイル・バリー・ジョシュアさんのお二人のお話しでした。
お二人のお話しの中で、世界のバリアフリーについて意識を向ける機会になりました。普段、何気なく過ごしていて、身近に障害者と接することがないと、彼らの苦悩や不自由さに対する配慮に気づきません。
ただ、良い悪いは関係ありません。どのような人生も、この地球上で学ぶために降りて来ているからです。魂の役目としては、遅滞や受容を学ぶためかも知れません。つまり、不自由な身体・環境において複雑性を排除してじっくり集中して体験し尽くすためなのでしょう。もしくは、不完全なものから完全性・最善性を目指しながら、無条件の愛を学ぶ目的なのかも知れません。さらに、お二人はそのような状況から、世の中に一石を投じる役目として開拓しているのかも知れません。
私たちは様々な学びの中で、幸感力というものに気づいて行けます。
この幸感力という言葉は、舩井幸雄記念館の佐野浩一氏の造語ですが、普段何気ない中やネガティブな状況においても、いかにあなたにとっての幸せを感じるかが人生を豊かに、そしてより良くすることにつながります。
「ふんわりとやわらかで、何のこだわりも不足もなく、澄みきった張りきった心」これを持ち続けることでしょう。
この世は、全て心が先で、心が映し出された世界です。そして、人生の己が人生の主役です。
ですから、幸感力を高め、心の持ち方を意識して行きましょう。
そして、心を澄みきらせるには、物事をすぐ処理して行くことが大切です。
そんな気づきの多い一日でした。