世界の常識・エビデンスでは、がんは体内環境の悪化が原因であり、遺伝子変異は結果です。がん化に遺伝子は関係ありません。
ですから、すでにアメリカで1990年に、体内環境を改善する自然療法が3大療法よりも効果があると結論付けられているのです。
ところが、日本のがん治療においては、なぜか不思議な対処が行われています。
今回は、日本の標準治療を考えるヒントとして、がん治療関連のいくつかを近藤誠先生の著書から抜粋してみました。
・ヨーロッパの医者が「がんではない」とした33の病変のうち28を、日本の医者は「がんの疑いあり」と見なした・・・確かに、日本ではがんと診断された半数はニセがん(IDLE)としています。
・「がんの治療で命が延びる」という証拠は世界に一つもなく、早期発見・早期治療でがん死は減らせない
・がん患者の9割は、治療の後遺症や、抗がん剤の副作用で早死にさせられている・・・ある医者ががん死の8割が抗がん剤の副作用で死んでいるという論文をまとめたら、教授に破り捨てられたという話があります。
・肺がん治療薬イレッサ(分子標的薬)は、2002年に「夢の新薬」として登場しましたが、間質性肺炎による「副作用死」が続出して、発売半年で200人、10年850人以上も亡くなっています。途中で延命効果さえないことがわかりました
・PSA値が4を超えた人に精密検査を行うとよくがん細胞が見つかりますが、その9割以上は「がんもどき」。2011年、米国の予防医学作業部会は「PSA検査が死亡率を下げたという証拠は見つからない。PSA検査はすすめられない」という勧告案をまとめています
・がん検診を受けてがんが見つかると治療に走ってしまう。これは多くの人が陥りやすい間違いです。医者にかかるのは、自覚症状が出てからで十分です
・抗がん剤は猛毒で、食道がんのような固形がんは治せないし、延命にも役立たない。抗がん剤でがんが縮小しても、また必ず大きくなり、体は過酷な毒性にむしばまれます。抗がん剤治療には苦しみと「縮命」作用しかなく、おすすめできません
・「がん検診は百害あって一利なし」。自覚症状もないのに検診で発見されるのは、ほとんどが「がんもどき」。がんは治療しないのが一番体にいいのです。元気でご飯も美味しいと感じている人は、医療機関や検診に近づかないことが、なによりの健康法です
・まじめに検診を受けた人の方が死亡率が高い。また、早死にしやすいことが、はっきりしています。・・・それなのに、なぜ各種の検診が行われているのでしょうか。どうやら専門家や行政のなかに、検診をしないと困る人たちがいることが最大の理由のようです。
・日本は悪質です。老人保健法に「市町村が肺がん検診をすること」という条項が加えられたのは、肺がん検診は無効という認識が広がったあとなのです。なにがなんでも肺がん検診を推進するぞ、という目的があったことがよくわかります
近藤誠先生は、常々「抗がん剤だけはやめなさい」が口癖でした。がん細胞が抗がん剤で99%死滅しても、がん幹細胞が強いので生き残る公算が大きい。するとすぐにまたあちこちに転移、増殖して、勢いを盛り返します。
また、抗がん剤の「治療成績」データにはウソがある。・・・抗がん剤が「効いた」と医者が言うのは、一種のトリック。「がんが消えたように見える」だけで、必ずリバウンドします。・・・日本人のがんの9割以上を占める固形がんを治す力は、抗がん剤にはありません。
医は仁術であり、害をなさないことが優先です。そろそろ、医療ビジネスから足を洗って欲しいと願っています。
(参)「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人