今回は、ウォーキングの効果11をご紹介します。
- 気分が向上する
脳内のセロトニンを増やすことが出来、気分が良くなります。特に、緑の中を散策したり、日差しを少し浴びたりしながら歩くと効果が高く、季節性うつが急増する寒い時期にもお勧めです。
- カロリーの消費や減量を後押しする
定期的なウォーキングは、インスリンに対する体の反応を改善し、お腹の脂肪を減らすのに効果的です。毎日歩くことは脂肪を刺激し、体組成を積極的に変化させる最も低負荷で効果的な方法のひとつです。
- 糖尿病、脳卒中、心血管疾患のリスクを減らす
ウォーキングは血糖値を下げ、糖尿病のリスクを下げます。また、コロラド大学の研究で、定期的なウォーキングで血圧が11ポイント低下し、脳卒中のリスクを20~40%低下させる可能性があることを発見しました。
- 静脈瘤の発症を遅らせる
ウォーキングにより、ふくらはぎから血液を心臓と肺に押し戻すサポートをし、健康的な血流を促進してくれます。
- 消化が良くなる
定期的なウォーキングは、便秘を大幅に改善します。腹部の手術を行った患者が最初にしなければならないことのひとつは、歩くことです。
- 他の目標を達成しやすくなる
ウォーキングを日課に出来れば、他の新たな健康習慣も身につく可能性が高くなります。
- 創造性を高める
歩いている人は座っている人よりも創造的思考力が高まっています。
- 関節痛を緩和する
ウォーキングは、血流を増加させ、関節周辺の筋肉を強化します。また、可動域と可動性を向上させることができます。研究では、高齢者は1日に少なくとも10分、つまり毎週約1時間歩くことで、身体障害や関節炎による痛みを回避できるという結果が出ています。
- 免疫力が高まる
ウォーキングをすることで、免疫力を高め、病気のリスクを減らし、寿命を延ばすことが出来ます。
- 長生きにつながる
世界的な長寿地域(ブルーゾーン)の人々はなぜ100歳まで生きることが出来るのでしょうか。実は健康で長生きする秘訣は、よく歩いたり外に出たりすることにあります。
- 安眠効果がある
定期的な運動が睡眠ホルモンのメラトニンの効果を高めます。
どうでしょうか。天気の良い日は、少しでも外の空気を吸って気持ちよく歩いてみましょう。
(参)婦人画報