人は病気になりかけたり、病気になっても元に戻す力、自然治癒力を持っています。そして、病気を重症化させないためには、昼間にできた傷をその日の夜の間に治しきること、「宵越しの傷を持たない」ようにすること、そのためには睡眠剤に頼らず、十分な睡眠時間を確保することがとりわけ重要です。
ストレスを感じたら、早めに十分な睡眠をとり、小さな傷も治しきることが大切です。
健康で長生きするためには、少なくとも病気や薬について医者任せにしてはいけません。
感染症にかからないために、かかっても軽症ですむようになるためには、日ごろから体に傷を作らないことです。体に傷があれば、その場所に新型コロナウイルスが細胞に侵入するための受容体ACE2がたくさん出来てしまいます。
では、薬を使わなくてもよい体づくりの基本を医薬ビジランスセンター浜六郎先生の「飲んではいけない!薬と感染症」よりご紹介します。
- 栄養は最良の薬
糖質は控えめにし、良質のタンパク質を十分に摂りましょう。
- 適度な運動
ちょっとしんどいなと思う程度の運動を。エレベーターやエスカレーター、車をなるべく使わず、階段や公共交通機関を利用し、自分の足で歩こう。
- 十分な睡眠と休養
疲れがたまっていると感じたら、少なくとも8時間の睡眠を。睡眠不足で、体に傷ができていたら、9~10時間の睡眠時間を確保します。傷が治ってくれば、10時間は寝られなくなるので、そうなるまでは十分な時間を確保します。
少し不眠くらいが長生きだとの証拠があります。睡眠剤や安定剤に頼る睡眠は逆効果で、問題解決力、免疫力を落とし、うつ病になり、大病を一つ抱えたのと同じになります。
- 睡眠剤、安定剤などは減量
医師と相談しながら、一気にではなく、徐々に減量してみましょう。
- 仕事や趣味の間にもこまめに休息と深呼吸(腹式呼吸=横隔膜呼吸)
仕事中、1時間に1度は、2~3分(できれば数分)休憩をとり、腹式呼吸をしましょう。
- コレステロールは気にしない
コレステロールが高くなるのは、ストレスや睡眠不足の影響で、女性では閉経が大きく影響しています。低下剤を飲んでいる人は、いつ止めても何の不都合もありません。
- 血圧が高いのも気にしない
高血圧になるのは、ストレスや睡眠不足、運動不足、ひどい肥満の影響が大きいです。
降圧剤を飲んでいるなら一気にではなく徐々に減量し、できれば中止を。血圧は上(収縮期血圧)は180程度まで、下(拡張期血圧)は110までは薬剤不要です。
以下の項目は、著書で確認して見て下さい。
- かぜやインフルエンザ、新型コロナに薬剤は不要
- 糖尿病には糖質制限食で
- 認知症(疑いも含めて)と言われたら、飲んでいる薬剤の総点検を
- 新薬(新たな化学物質)はたいてい疑問
- 健診・検診は受けなくてよい
- 「副作用では?」と思ったら
以上ですが、日本プラズマ療法研究会の田丸滋先生はプラズマ体質はコロナを重症化させないとおっしゃっています。
ぜひ、プラズマ療法で感染に負けない体づくりをしていきましょう。
(参)飲んではいけない!薬と感染症