今回はイタリアの自然療法士、オステオパシストであるフランク・ラポルト・アダムスキー氏の「腸がすべて」から「アダムスキー式腸活法」を見てみましょう。
コロナ禍では免疫力を保つことがとても大切ですが、その60~80%を腸内細菌と協働した腸の免疫システムが担っています。
腸の不調はあらゆる疾患と関係していて、さまざまな症状や病気の予防・治療をしようと思ったら「消化管の掃除をすること」、そして「きれいな状態を保つこと」の2つが何より大切です。
この2つの乱れ、つまり「腸の乱れ」が原因で起こる「体の不調」、代表的な例を7つあげています。
- 頭痛
- 不眠
- 肌荒れ
- 腰痛
- コレステロール
- 泌尿器の汚れ(腎盂腎炎、尿道炎、膀胱炎など)
- 食道裂孔ヘルニア
では、消化管が良好な状態といえるのは、1日1回便が出ている場合です。しかも、1日1回排便するものが「4日前に食べたものではない」というのが大前提です。
そして「最高の腸活」のために、まず7つの基本があります。
- スマホを置いて、時間を確保し「マインドフルな食事」を心がける
- 「理想的な腸の流れ」を知る
1日分の食事が便器に到達するまで40時間かかり、常に5~6回分の食事をお腹に抱えています。
- 腸に必要な「すき間」をつくってあげる(最低4時間空ける)
- 果物や非加熱のオイル(高品質の植物性オイル)をとる
- 食事のときは携帯を手放す
- 水は「軟水」を選ぶ
- 「食べ物のコーディネート」を知る
以上を基本にしたうえで「アダムスキー式腸活」の根幹は、口から取り込んだ食べ物の下りてくる「速さ」にあります。
食品を「下りてくるのが速い食品(ファスト)」と「下りてくるのが遅い食品(スロー)」に分け、そこから食べ物を正しく選ぶ方法、そして腸に負担をかけない、腸を詰まらせない食事のとり方を学ぶものです。
そして「消化の速い食品(ファスト)」と「遅い食品(スロー)」が組み合わさると、消化管の流れが驚異的に遅くなることや、腸が詰まること、さらに健康維持の基本である規則的な排便リズムが崩れるのです。
食べ物の組み合わせを間違えると、腸内で発酵や腐敗を繰り返すため、通常の10倍もの毒素が生じてしまいます。
ですから、間違った食習慣で疲弊した腸が生み出す毒素や老廃物といった汚れをゼロにすることが重要なのです。
具体的には、書籍を読んで参考にして下さいね。
消化酵素には時間医学の問題、至適PHや限りがあるので、一度に多種類の食材をとることはとても消化に負担を強いることになり、消化管の通過に時間がかかることはよく分かりますね。腸を大切にする食事法はいろいろありますが、その中でナチュラルハイジーンが似ていますね。また、適度なファスティングはシンプルなので、とりあえずの胃腸の休暇もして行きましょう。
自分にあったやり方で、腸を大切にした食事を摂って行きましょうね。
(参)腸がすべて