期待されて登場したがん免疫治療薬「オプシーボ」などの「免疫チェックポイント阻害剤」も蓋を開けてみれば、従来の抗がん剤程度の10%程度の効果があるだけでした。しかも、異常に高額な価格も問題になっていました。
今回、がん細胞を攻撃する免疫細胞が機能するのを助けるオプシーボの働きを高める化合物を作製したとの京都大学の発表がありました。
その化合物は、なんとミトコンドリアの合成に不可欠な遺伝子の働きを強めるとのことでした。
プラズマ療法では、ミトコンドリアの働きを活性酸素を出すことなく、十分に高めることが出来ます。それにより、がん細胞をアポトーシスに導くことができ、その効果はすでにステージⅠ、Ⅱで85%以上、ステージⅢ、Ⅳで50%以上の消失です。縮小するだけの効果(?)ではありません。オプシーボとの併用効果は分かりませんが、どちらが主体になるのでしょう。それに、この期に及んで化合物とは・・・
そして、オプシーボによって免疫が高まることが良いことだけとは限りません。ブレーキを外された免疫細胞が、都合よくがん細胞だけを狙って攻撃することがないことは常識です。すでに、全身に及ぶ数々の副作用が物語っています。
大学医学部でも、体に安心・安全なプラズマ療法をもっと積極的に取り入れて研究してみてはどうでしょうか。