お辛い病気に悩まされている方には厳しいお話しですが、「病は気から」とか言いまして、病気は“自身の思い込み”から作っていることが分かっています。
また「病気は生活の赤信号」とも言いまして、病気は“本来の自分から外れている”、“本当の自分の人生を生きていない”ことで病気になっていることが分かっています。
今回は、自分の思い込みや自分の人生を生きていないことに自身が向き合って、病気を消していくヒントを、トランスフォーメショナル・コーチの梯谷幸司氏の教えからご紹介します。
病気・事件事故などさまざまなトラブルは、生活のバランスが崩れていることから発しています。さらにその心の奥に、本当の自分を生きていないことを知らせてくれているのです。
よく「病気は神様からのプレゼント」と言いますが、まさにその通りです。
病気でいつまでも苦しむのは、「辛い」「何で私が」と言い続けたり、思い悩み続けているからです。
病気をやめることができる人は、病気を「敵」と見なしていません。最初は「敵」とみなしていたとしても、次第に、その病気が「今の自分」に必要だから起こっているのだと気づき、和解し、そのメッセージを素直に受け取れるようになっていきます。
病気を敵だとみなしていると、いつまでたっても病気はやめられません。
そして、病気を敵と見なしているかどうかは、ある言葉を使っているかどうかで見極めることができます。
それは「病気と闘う」という言葉です。
闘うということは、相手は敵であることが前提になります。病気を敵と見なして、それと懸命に闘っている状態を続けてしまうのです。
その状態に陥らないためには、病気を敵と見なさないことです。むしろ「本当の自分からズレているよ」というサインであり、向き合う存在です。
病気を通じて、これまで自分が許して来なかったさまざまなもの、自分の気持ちを押し殺して違う自分を演じていることなどに気づくことができます。さらに、病気という経験は、それらを許していくきっかけにもなります。
病気と、そういう関係性を築けたとき、病気を“やめていく”ことができるのです。
そして、結果が欲しいのであれば「頑張る」「目指す」「努力する」は禁句です。
これらも、脳・潜在意識は「頑張る」「目指す」「努力する」が自らに課せられた仕事と認識してしまい、ひたすらその作業に取り組み続けます。そのため、いつまでたっても治癒にたどり着けなくなってしまいます。
これは「~が欲しい」と言っていると、「欲しいもの」が手に入らないのと同じです。脳は言葉をそのまま受け取ります。
そのときには「私は~のために、病気をやめる」という具合に病気をやめた先の未来のことと一緒に使いましょう。すると、その焦点が、病気をやめた先の未来に置かれます。そして、脳が取り組むべき仕事は、病気を治して(やめて)、その未来を実現させることになります。
「あなたは、何のために今その状態にいるのですか」
「これから、どんなワクワクする未来に進むのですか」
「私は健康です」「私は幸せです」「私は豊かです」
・・・ありがとうございます。愛しています。
(参)すごい無意識、本当の自分に出会えば、病気は消えていく