ファスティングは年末年始の食生活で疲れ切った胃腸を休ませてくれます。日々の睡眠もしかり。休むことは、私たちの身体にはとても大切なものです。
時に、休むことに罪悪感を覚えてしまいがちですが、休む時にはしっかり休むことの大切さを伝えたいと思います。
病気は症状のことです。症状は、身体が治そうとしている過程です。いろいろな身体の不具合は、ほとんどが生活のアンバランス、いわゆるストレスです。
ストレスがかかると身体の自律神経や免疫のバランス力、自然治癒力が低下します。自己修復力、自然治癒力が高い時にはほとんど影響されなかった炎症や細菌などに影響を受けるようになります。
ストレスは、過労や精神的にイヤなことをすると大きくなります。イヤなことをしている、やりたくないことをしていると体力を消耗します。楽しいことをしている時と大違いです。
そして、さらにバランスを崩して身体や心に悪影響が出てくると睡眠にも悪影響が出て来ます。
このような時に、現代人はすぐに薬に頼ってしまいます。しかし、薬では根本的に良くなりません。一時的には症状を抑えたりすることが出来ても、あくまでその症状を隠しているだけで、根本的な回復ではありません。そして、薬の作用はすぐに切れたり、身体が慣れてしまったりします。そのためにどんどん量が増えたり、逆に薬の負担が副作用という形で出て来たりします。
とにかく、身体と心を休ませることが大切です。そのために身体が起こしている症状なのですから。熱がそうです。下痢もそうです。痛みもそうです。自分で治すために症状を起こしているのです。
ですから、休むことに集中しましょう。
休むというと罪悪感をいだいてしまいます。自分の心が弱いからとか、申し訳ないとか、自分を責めてしまいます。こんなことをしている場合じゃないと焦ったり、苛立ちを感じて、さらに精神的に自分を追い詰めてしまいます。ですから、休むと決めたらとことん覚悟して休んでください。
弱いからそのような症状になったわけではありません。弱いどころか頑張りすぎたのです。疲れているのに、気が付かない振りをしていただけなのです。ですから、治りたいと思うのであれば、潔く覚悟して休むと決めて下さい。
そして、大病に関してはもっと大きな視点で見てみると、役目として演じさせられている面もあります。本人の問題以上に、家族や縁ある周りの関係性の問題に気づかせたりするという役目としてです。この場合は、自分で決めて来たこともあるのです。人生の主役はあくまで自分自身です。
決して焦らず、ふんわりとやわらかで、何のこだわりも不足もなく、澄みきった張りきった心、これを持ち続けて休みましょう。
(参)アシュタール宇宙の真実、万人幸福の栞