私たちは、誰しも好んで病気になりたくはありません。
しかし、不都合なことに病気を作り出してしまい、なかなか治らないでいる場合もあります。
本来、病気は本当の生活の赤信号であり、自分に対する問いかけです。
すでに、見えない心が私たちの身体を支配しているのは常識です。どのような心のアンバランスやかってな心の持ちようだったのでしょうか。
そして、それに気づくとき自ずと病気から解放されて行きます。
ところが、なかなか病気が治らないという方々をよく観察しますと、治ることを阻んでいる要因が見えて来ます。
当サロンでは、がんサポートが主なので、がんの方を例に見てみましょう。
がんの場合は、甘いものや添加物などの影響が大きいので必ずしも心の問題のみではありませんが、一つの見かたとしてお許しください。
まず、治りたい理由が不明確な点。どうして治りたいのか理由がないと、脳は動こうとしません。治った後に、どんな人生を過ごしたいのか、きちんと目標も持ちましょう。
また、治ってしまうと都合の悪い場合も治りません。この場合は、自身で病気をカモフラージュとして使っているので致し方ありません。「治って家庭に戻ったら、また辛い思いをしなければならない」とか「家族が優しく接してくれなくなる」などです。
また、がんを治すまでのプロセスが不明瞭だったり、避けたいと思ってしまうことも要因になります。海外では、殺す・焼く・切る三大療法は標準ではなく、自然療法や代替療法が主なので、怖い思いはなく、また、医師がきちんとさまざまな提案やアドバイスを出してくれます。きちんと病気に主体的に取り組むことが出来、先行きが見えやすく安心です。
日本では、いきなり三大療法を金科玉条のように出してくるので心理的に恐怖や不安で壁を作ってしまうのです。これでは、治そうとする免疫力も低下してしまいます。
このような要因は構造的な状況だと思いますので、まず、自身で情報を調べて心を落ち着かせて、情報を整理してから進んで行きましょう。
自分を信じ、本来の自身の生き方を問い、治った後の幸せな自分をイメージし、目標を確定し、不明瞭なプロセスを明らかにして理解して行きましょう。出来れば、代替療法の理解のある医師らにセカンドオピニオンを頼んでみると安心出来ると思います。同列のセカンドオピニオンは金太郎飴です。
病気の基本的な考え方ですが、「健康は良いことで、病気は決して悪いもの」ではありません。
本来、良い悪いはありません。病気も健康も意味があり、本当の自分への問いかけなのです。
何のために生きたいのですか?