私たちはイライラしていると、とがった言い方になって相手を責めたり、疲れが溜まっていると、いい加減な言い方になってしまいます。このように「言い方」が、気分や状況によって変わってしまう根本的な原因は“自律神経”にあります。
ですから、普段何気なく使っている言葉に注意することで、人間関係や健康を左右する自律神経をコントロールすることができるのです。
自律神経が乱れると、血流が悪化し、全身の細胞に酸素と栄養が行き渡らなくなります。すると、集中力や判断力が低下し、正しい言い方が出来なくなってしまいます。
攻撃したりされたり、侮辱したりされたり、嘲笑したりされたりするなどのネガティブな言い方はする方もされる方も、自律神経のバランスを乱します。すると、血管は収縮し、血流は悪くなり、どんどん自律神経のバランスは崩れて行きます。そして、短期的には頭痛や疲れやすい、便秘などの身体への悪影響も出て来ます。長期的には、がん、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病などの生活習慣病に発展してしまいます。
反対に、自律神経のバランスが整っている時は全身の隅々まで血液が行き渡るので、脳も冴え渡ります。その結果、説得力のある言い方や、思いやりのある言い方、相手を敬う言い方など、場面に応じた適切な言い方をすることが出来ます。心身ともに明朗で柔和な心持ちで過ごすことが出来ます。
言い方を変えることで、「口は災いのもと」から「口は幸運のもと」に変えることが出来、人生も変えて行くことが出来ます。
ですから、体調が優れないことを自覚して、意識的に言い方を変えることで、自律神経のバランスを整えて、体調を良い方に持って行くことが出来ます。
その時のやり方のヒントは以下になります。
- ゆっくり話す
- 背筋を伸ばす
- 笑顔で
- 抑揚をつける
- フーッと長く息を吐く
- ポジティブに
- 意表をつく、ユーモアのある言い方や茶目っ気のある言い方をする
- ほめる
- 無駄な心配をしない
- 余計なことを話さない
寒さが厳し時期ですと、どうしても自律神経の働きが悪くなります。どうぞ暖かくお過ごしください。
ちなみに、プラズマ療法やDENBAヘルス(デンバ技術)は自律神経を整えて血流を良くすることが確認されています。ぜひ、体験されて見てください。