子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣嚢腫などの生殖器疾患では、まず乳製品をやめてみましょう! – プラズマサロン ひだまり庵

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子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣嚢腫などの生殖器疾患では、まず乳製品をやめてみましょう!

いまだに牛乳は体に良いと信じている方が多く、また、乳製品を使った菓子パンやスイーツは嗜好品として習慣になっている方も多い昨今です。

その一方で、牛乳アレルギーも多く、牛乳アレルギーを持つ子供に対して、減感作療法(アレルゲンを少しずつ体に入れて慣れさせる治療法・経口免疫療法)などといって、少量ずつ牛乳を与え、即時型のアレルギー反応が出なくなったら、喜んで毎日の食事で与えることもあります。

しかし、このように牛乳をとることで、目に見えやすい即時型のアレルギー症状は出なくなっても、多くのアレルギー性鼻炎や発達障害、慢性関節リウマチ、便秘や下痢、悪化すると潰瘍性大腸炎やクローン病といった腸の炎症疾患、月経異常・子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢腫などの生殖器疾患、前立腺がんや乳がんなどのリスクは増えています。

もともと牛乳のカゼインは人体では消化されにくい成分です。しかし、生の牛乳には、酵素が生きているので、カゼインを分解する酵素が含まれていました。また、牛乳の中には多くの栄養素や乳酸菌などの善玉菌も多く含まれていました。

ところが、現在の大量生産のやり方は、衛生上の理由から牛乳を加熱するようになりました。加熱の仕方は、多くが120〜130℃で2〜3秒間加熱する超高温殺菌です。75℃で15秒加熱する高温殺菌や、62〜65℃で30分加熱する低温殺菌もありますが、どんなに低くても62℃です。

タンパク質でできている酵素は、概ね60℃前後以上の加熱で活性が失われます。失われるのは酵素活性だけではありません。加熱すると、食中毒などを起こす有害菌を殺菌できましが、もともと含まれていた善玉菌も死滅してしまいます。

また、タンパク質も変性して、消化・吸収もされにくくなります。

しかも、市販の牛乳は飲みやすく、見た目も良くするために「ホモジェナイズ」という処理をしています。これは、生乳そのままでは脂肪が分離してくるので、機械で圧力をかけたり、高速攪拌したりして、脂肪球を細かく均質化することです。これを行うことで、酸化が進んだり、人体で消化されないトランス脂肪酸ができたりします。

さらに、現在、多くの牛乳は遺伝子組み換え(GMO)の作物や、本来のエサである草ではなく穀物を与えられ、ホルモン剤などを投与されています。密集した場所で運動不足の状況で飼われているため、病気をしやすいので、抗生物質などを投与されています。

時代とともに生産や流通の都合で製法が変わり、デメリットの方が多くなってしまったのです。その結果、現在は牛乳はコーラと同じ嗜好品であり、「危険な飲み物」になってしまったのです。

ですから、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣嚢腫などの生殖器疾患では、まず乳製品をやめてみましょう。

 

(参)パンと牛乳は今すぐやめなさい!

2024.07.29[ ブログ ]

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