先日、NHKのトリセツという番組で、がんの専門家である医学部教授ががんは運が悪くてなるのだと言っていてビックリしました。
詳しくは、5%が喫煙、30%が食生活、残りの約65%が原因不明、つまり不運という事ですが、結論は、早期発見・早期治療をせよということで、検診をしっかり受けましょうという宣伝をしていたのです。
世界的なエビデンスでは、がんは遺伝子変異が積み重なってがんになるというのは、結果であって、遺伝子変異が原因ではないことは明らかです。
また、食生活などの体内環境の悪化が主原因なので、30%というのも怪しいと思います。日本の場合、最近は変なものを打つ事によるがんも増えているようですが、多くは食生活でしょう。
「がんになるのは運が悪いだけですから、何でも好きなものを食べて結構ですよ。その代わりしっかりとがん検診は受けましょう。」と言っているのです。
しかし、がんの早期発見が必ずしも健康寿命延伸につながっているというデータは見たことがありません。むしろ逆の結果が日本では起きています。
早期発見する診断の確実性も日本では低い状況で、要するに過剰診断が多い状況が世界では問題視されています。
さらに、日本の早期治療で行われる抗がん剤治療が正しい治療か疑問です。
世界では、自然療法の方が三大療法よりは効果があると結論付けられているからです。
体内環境の悪化ががんの主原因なので、体内環境を酷く悪化させる抗がん剤が造がん剤なのは厚労省も知っていることで、抗がん剤治療は治療と真逆なことをしているのです。
このように大きく3つの間違いで、NHKで医療ビジネス番組を流すのも問題です。
がんにならないように、体内環境を悪化させない食事を心がけ、また、日本で愛される緑茶などの老化細胞除去機能に優れたものを取ることをもっと伝えて行くことが大切ですね。