自律神経とは、自分の意思では動かせない心臓など内臓の働きや血液の流れなど生命を維持するための動きを司る神経で、24時間休みなく働き続けています。
この自律神経は、交感神経と副交感神経とで構成され、健康な人なら昼間に交感神経が優位に働き活動的になり、夜に副交感神経が強く働き、ぐっすり睡眠が取れるようになっています。
特に、心の状態は自律神経に大きく影響を与えています。自律神経は血液の流れを司っていますが、怒りや不安によって心が乱れると、自律神経のバランスも崩れて血流が悪くなります。
自律神経の乱れによる不調の種類
アクセルである交感神経とブレーキである副交感神経とがバランスよく機能していることが、自律神経が整っている状態だと言えます。
一方で、それぞれが正しく機能していないと自律神経が乱れた状態になります。
この乱れによる主な要因は、交感神経の過剰な高まりにより血管が収縮して血流の悪化を引き起こします。さらに、副交感神経の働きが低下していると、血流が改善されずに脳や内臓へのダメージにも及びます。
身体的な不調では、だるさや疲れやすさをはじめ、血液の循環が悪くなることによる頭痛や肩こり、腰痛、めまいなど、内臓機能の低下による便秘や下痢、肌荒れなどが現われます。免疫力が低下し、風邪や感染症にもかかりやすくなり、長期的には、高血圧や動脈硬化、さらには脳梗塞や心筋梗塞などの病気にもつながる恐れがあります。
精神的な不調では、やる気が低下したり、睡眠の質が低下したり、イライラしやすくなるなどの情緒不安定などが現われます。
特に、産後の女性は生活習慣が大きく変わったり、育児による過労やストレス、寝不足、さらに出産による女性ホルモンバランスの乱れによって自律神経が乱れやすくなります。
自律神経の乱れを最初に教えてくれる疲労
私たちの体の異常は、痛み、発熱、疲労の三つで知らせてくれます。この中で痛みや発熱は、これらのもたらす不快さで、どうにか和らげようと安静にしたりして対処しようとします。
一方、疲労に関しては、無視したり無理しがちです。疲労は病気につながるサインであり、明らかに自律神経の乱れによる症状です。きちんと対処して自律神経の乱れを整えて行きましょう。
自律神経のセルフチェック
□すぐ疲れる
□やる気が出ない
□風邪をよくひく
□むくみが気になる
□頭痛がある
□いつも不安を感じる
□気が散漫になりやすい
□理由もなくイライラしやすい
□手足が冷たい
□肩が凝っている
□緊張しやすく、ストレスを感じやすい
□腰痛がある
□いくら寝ても疲れがとれない
□思考力、決断力が低下した気がする
□お腹の調子が悪く、便秘や下痢の症状がある
□肌は乾燥気味、髪はパサパサしている
※一つでも当てはまれば、すでに自律神経が乱れている可能性があります。
自律神経を整える効果的な3つの習慣
- 規則正しい生活習慣
規則正しい生活リズムやバランスの良い食事が大切です。
スマホのいじり過ぎや夜ふかし、過度の飲酒などはNGです。有害電磁波対策は大切です。
- 適度な運動
ウォーキングやストレッチ、ヨガなど深呼吸をしながらできるような軽い運動が効果的です。激しい運動は、逆に交感神経を高め過ぎてしまう可能性があるので注意が必要です。
- メンタルケア
強いストレスは交感神経を高めてしまい、全体のバランスを乱します。特に、程良い人間関係を作って行きましょう。上手くリラックス出来るようセルフコントロールを心がけましょう。
プラズマ療法やDENBAは自律神経を整えていく優れものです。ぜひ、ご体験ください。