ファスティング(Fasting)とは、ずばり「断食」ですが、古来より世界中で健康法として実践されていました。
古代インドや中国、中東、ヨーロッパなど、世界中で伝承医学や宗教の戒律に含まれる形で、健康法として取り入れられています。
そのほとんどが、体内の浄化、デトックスと働きっぱなしの内臓を休ませるという目的です。
およそ3800年前に刻まれたエジプトの刻印に「人は食べた物の4分の1の栄養で生きられる。残りの4分の3は医者のために食べているのだ」とあり、その頃からすでに食べ過ぎを戒めていたわけです。
食べることは、体内において消化・吸収に相当なエネルギーを消費します。平均的な食事で約1600kcalといわれ、フルマラソンで消費するエネルギーにも匹敵するそうです。
また、食べれば食べるほど莫大なエネルギーを消費し、体内の活性酸素を増やしてしまい、細胞の老化を早めたりしてしまいます。
本来は、このエネルギーを代謝(細胞修復のサイクル)にまわしてあげれば、より元気な身体を作れるのです。それが、ファスティングなら可能なのです。
ヨーロッパでは、「ファスティングで治せない病気は、医者にも治せない」ということわざがあるほどです。
ファスティングによって得られるメリットは実にたくさんありますが、今回、13のメリットとしてご紹介します。
① 新陳代謝のサイクルを正常に戻す
② 体内の汚れを浄化するデトックス効果
③ 腸内環境が改善され、肌細胞の活性化と再生修復力をアップ
④ 活性酸素を減らす
⑤ 免疫力、自己治癒力をアップ
⑥ 体脂肪が落ちてダイエット効果
⑦ 脳の活性化と五感が研ぎ澄まされる
⑧ ポジティブな脳内ホルモンを分泌し、幸福感に包まれる
⑨ 消化酵素を使わないため、元気になる
⑩ 不妊症、無精子症を改善する
⑪ 小食になり食べ過ぎを防げる
⑫ 食べ物のありがたみを感じ、感謝の心を持つことができる
⑬ 食事にあてていた時間を他のことに有意義に使えるようになる
以上は特に3日間以上のファスティング、または1日1食を長く続けていくことにより体感して頂ける効果です。
しかし、いきなり取り組むことへの不安等があるのであれば、食べ過ぎたり飲み過ぎたりした翌日の朝食、1食だけを抜いてみたり、翌日1日だけ抜いてみたりして身体を休ませることから始めてみても良いでしょう。また、胃腸の調子が悪いときや、風邪で熱が出て食欲の無いときに、無理に食べるのではなく食事を抜いて、エネルギーを自己治癒力に専念させる体験も良いでしょう。
そして、当サロンで毎月1回行っている3日間のファスティングは、水だけの断食ではなく、空腹感の辛さのない、割合安全な酵素断食です。
ぜひ、ご一緒に体験しませんか。
(参)らくわく1DAYファスティング、「おうち断食」で病気は治る