アメリカの不動産業者は、入居に際して、家の内外のプラスイオンとマイナスイオンの数値を測り、客が納得した上で入居契約書を取り交わすことがあります。それは、病気の責任がプラスイオンのひどさを黙っていたことにあるという場合の訴訟が増加しているからです。
これほど、住環境のイオンバランスが注目されているのは、実際にプラスイオンがシックハウス症候群を引き起こすことが分っているからです。
特に、現在の私たちの住環境はさまざまな家電に囲まれるようになり、プラスイオンや電磁波の多い環境にさらされるようになり、20年前の10倍くらい悪化しています。
高気密、高断熱を謳う新築の家ほど、プラスイオンや揮発性の化学物質が多く、それにより、頭痛、肩こり、下痢、吐き気、アトピー、喘息、うつ病などさまざまな症状を引き起こしています。
このような悩みを、化学物質過敏症、電磁波過敏症、シックハウス症候群としてくくられて理解されるようになりました。
現代人は、頻繁に殺菌剤や消毒液、抗菌グッズが大好きで、多くの化学物質を自ら浴びています。ちなみに、化学物質過敏症の原因になりうる物質には、食品や添加物、衣類、室内の汚染物質、揮発性有機化合物(VOC)、日用品等と多岐にわたります。
しかし、これらの化学物質は発がん性のある強烈な活性酸素剤そのものである場合がほとんどです。
それゆえに、マイナスイオン発生器を使って、住環境を快適な場にする意義があります。
当サロンでも使っている、滝イオンメディックや電磁波対策グッズを使用すると、マイナスイオンが多い空間を作り上げることが出来ます。マイナスイオンは、プラスに帯電した空気中の化学物質や臭いを発する化学物質を中和することで、物質は空気中に漂っていることができず、臭いも消えてしまいます。
汚れたプラスイオン過剰の空気を吸い続けると、体が酸性へと傾き、エネルギー通貨であるATP(アデノシン三リン酸)をミトコンドリアが生成しにくくなり、乳酸もたまり、老化を加速してしまいます。
一方、マイナスイオンを多く取りこむと、自律神経のバランス力を高め、血液循環も良くなります。さらに、がんを引き起こす原因の一つである活性酸素やフリーラジカルと呼ばれる不安定な原子や分子に電子を与えて中和してくれます。また、呼吸によって作られる活性酸素のほとんどを帳消しにしてくれます。また、抗酸化ビタミンと言われるビタミンCやEが仕事をすると、還元型から酸化型になり、活性酸素を中和できなくなりますが、マイナスイオンはこれら酸化型のビタミンを再び還元型のビタミンに復活させてくれるのです。
マイナスイオンによる治療と研究をされている堀口昇医師の研究では、マイナスイオンを吹きつけると、被験者のSOD(体内の抗酸化酵素)活性が上がることを確認しています。
そして、マイナスイオンは呼吸して口から取り込まれるだけでなく、皮膚からも取り込まれるので、マイナスイオン発生器を一日中かけておくと良いのです。
毎日の食事には、意識が行きますが、無意識に吸っている空気の質にも意識して、体に良いマイナスイオンを積極的に取り入れて行きましょう。
(参)マイナスイオンの秘密